2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2017年6月状況/人と仕事研究所・抜粋)

2017.07.05


弊社「アイデム 人と仕事研究所」のホームページでは、就職活動の準備・進捗状況等から就職活動を行う学生の実態を明らかにするために、就職活動に関する調査を実施しています。

今回は、2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女を対象に実施した調査結果から、2018年度の新卒採用に関するデータを紹介いたします。

 

【Pick UP】

内定獲得率67.5%

「育休取得したい」就活男子は前年9.0ポイントUPの58.5%

 

【調査概要】

調査目的 2017年5月1日時点における就職活動の準備・進捗状況等から、就職活動を行なう学生の 実態を明らかにすること

調査対象 2018年3月卒業予定で、一般企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の 男女

調査方法 インターネット調査

調査期間 6月1日調査:2017年6月1日~5日、 6月15日調査:2017年6月15日~19日

有効回答 6月1日調査:685名、 6月15日調査:681名

 

【1】就職活動の進捗状況

学生に、2017年6月1日時点の就職活動の<主な活動>について聞くと、「面接・試験段階」と回答した学生が最も多く34.9%に上った。次点では「内定獲得/就職継続段階」で30.2%だった。前年調査と比較すると、「内定獲得d何回」以降の学生の割合が増加している。

6月15日時点になると、「内定獲得/就活終了段階」と回答した学生が42.4%に大幅に増加し、6月1日からの半月で就職活動が一気に最終局面に進んだことがうかがえる。前年同時期の調査と比較しても、その動きは早い。

 

【2】内定獲得状況

6月1日時点では、「内定あり」53.6%、「内定なし」46.4%となった。過去の調査と比較すると、「内定あり」の割合は年々増加しており、全前年調査の約1.7倍となっている。

6月15日時点では、「内定あり」67.6%、「内定なし」32.5%となり、前年同時期の調査から7.4ポイントの増加となった。

内定獲得社数を見ると、6月1日時点で平均1.9社、6月15日時点で平均2.3社となり、ともに前年同時期の調査から0.1社増加した。また、年々、「1社」の回答割合が減り、その分「3社以上」の回答割合が高くなっている。

内定獲得のうち、内定獲得率が「2社」以上だった学生の割合を複数内定獲得率(以下同)として集計すると、6月15日時点で60.6%に上った。2月1日以降、概ね前年よりも高い数値となっており、内定を獲得しやすくなっている状況がうかがえる。

 

【17】内定企業への満足度

「2 内定獲得状況」において、6月1日時点で内定を獲得している学生に、内定企業に対し満足しているものを聞いた。(複数内定獲得者は、最も入社したい1社を想定して回答)。最も回答を集めたのは、「会社・社員の雰囲気」で45.8%だった。次いで、「事業内容」43.1%、「採用担当者の人柄」41.1%、「業界」40.1%となっている。

属性別に見ると、男女別では、それぞれ上位項目が異なっていた。男性は、1位「事業内容」、2位「業界」、3位「会社・社員の雰囲気」、女性は、1位「会社・社員の雰囲気」、2位「採用担当者の人柄」、3位「勤務地」でそれぞれ男性の回答割合よりも大幅に高い。男女で、満足するポイントは異なっていることがうかがえる。

文理別では、理系は「事業内容」「職種」「企業の安定性:の回答割合が全体、文系よりも大幅に高い。

企業規模に対する志向別にみると、「大企業志向」の学生は、「企業の安定性」「企業の知名度」「上場企業であること」が他の学生よりも高くなっており、やはり企業ステイタスを重視していることが分かる。一方「中小企業志向」の学生は、「会社・社員の雰囲気」「採用担当者の人柄」「経営者の魅力」等の回答割合が高いのが特徴である。

 

【18】内定企業に物足りないもの

「2 内定獲得状況」において、6月1日時点で内定を獲得している学生で、かつ、就職活動を継続している学生に、現在の内定先の条件に比べてどのような条件をより強く望んで・求めて就職活動を行っているのかを聞いた。最も回答を集めたのは「給与」で、41.8%と突出していた。次いで、「年間休日数」28.2%となり、労働条件に関する項目が多い。

属性別にみると、男女別では、女性は男性よりも「育児・介護支援」の条件がより良い企業を求めて就職活動を継続している学生の割合が高くなっていた。

文理別では、文系は、理系よりも平均回答個数が1.5個多く、より多くの条件を求めて就職活動を行っている傾向がある。

企業規模に対する志向別にみると、「企業の規模は全く意識していない」学生は、その他のが癖に比べて「給与」「勤務地」「事業内容」「教育・研修制度」が好条件な企業を望んでいるようだ。

 

【23】育児休業等の利用意向

学生に、将来的に育児のたmねお制度(「育児休業」「時短勤務」「残業の免除」)を利用したいか聞いた。「育児休業」については、「利用したいと思う」と回答した学生が53.7%に上った。「どちらかと言えば利用したいと思う」も含めると、75.4%の学生に利用意向があった。「時短勤務」「残業の免除」も概ね同様の傾向で、7割以上の学生に利用意向がある。

男女別にみると、各制度に対する「利用したいと思う」と「どちらかと言えば利用したいと思う」を合わせた利用意向は、女性の方が圧倒的に高く、それぞれ8割以上だった。とはいえ、男性の利用意向は前年よりも増加しており、特に「育児休業」では9.0ポイント、「時短勤務」で10.2ポイントの大幅増となった。「残業の免除」も微増となり、約6割の男性に育児諸制度に対する利用意向がある。

さらに、女性に対して各制度をパートナー(夫)に利用してほしいか聞いた。「育児休業」では58.3%、「時短勤務」では51.3%、「残業の免除」では58.8%の女性が、パートナー(夫)に制度を利用してほしいと回答した。回答割合は前年と同等か微減となり、男性に対する期待が薄れた様子もうかがえる。

 

資料出所: 2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2017年6月状況)

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