2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2017年2月1日状況/人と仕事研究所・抜粋)

2017.03.22


 

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弊社「アイデム 人と仕事研究所」のホームページでは、就職活動の準備・進捗状況等から就職活動を行う学生の実態を明らかにするために、就職活動に関する調査を実施しています。

今回は、2018年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女を対象に実施した調査結果から、2018年度の新卒採用に関するデータを紹介いたします。

 

Pick UP

 2月1日時点で4割が 「エントリー活動段階」に突入

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調 査 概 要
●調査目的:2017年2月1日時点における就職活動の準備・進捗状況等から、就職活動を行なう学生の実態を明らかにすること

●調査対象:2018年3月卒業予定で、一般企業への就職を希望している大学3年生・大学院1年生の男女

●調査方法:株式会社クロス・マーケティングの登録モニターを利用したインターネット調査

●調査期間:2017年2月1日~6日

●有効回答:660名

※本調査は小数点以下第2位を四捨五入しているため、結果が100.0%にならない場合があります。

※「平均回答個数」とは、複数回答形式の設問において各回答者が回答した選択肢の個数の平均を示しています。

 

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【1】 就職活動の進捗状況

学生に、2017年2月1日時点の就職活動の<主な活動>について聞くと、「準備活動段階」と回答した学生が最も多 く、 62.3%となった(図1.1)。 また、<主な活動>と<最も選考が進んでいる企業の状況(※)>を合わせて、実際にどのくらいの学生が就職活動 の各活動ステータスに到達しているかを見た。「準備活動段階」は、調査対象の全学生のうち93.0%、「エントリー活 動段階」43.3%、「面接・試験段階」20.3%、「内定獲得段階(“内定獲得/就活継続段階”と“内定獲得/就活終了段 階”の計。以下“内定獲得率”)」3.2%となっている。 前年調査(「2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2016年2月1日状況」以下、前年調査)と比較する と、エントリー活動段階以降に進んでいる学生の回答割合は高い。一方、広報活動解禁が3月になった前々年調査 (「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2015年2月1日状況」以下、前々年調査)と比較すると、前年調 査よりも近い数値となっていた(図1.2)。 各活動ステータスに到達した学生の割合を属性別にみると、「面接・試験段階」に到達した学生の割合は、女性より も男性、理系よりも文系で高くなっている(表1)。

 

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【18】働く上で大切にしたいもの

学生に、「給与の高さ」「仕事の内容」「働きやすさ」の3つのうち、働く上で大切にしたいと思うものを1つ挙げてもらった。結果は、「給与の高さ」10.3%、「仕事の内容」33.6%、「働きやすさ」56.1%となり、「働きやすさ」に重きを置きたいと考えている学生が最多となった(図18.1)。

過去の調査と比較すると、「働きやすさ」を回答する学生の割合は増加傾向にある一方、「仕事の内容」は減少傾向にあった(図18.2)。

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【19】「働きやすさ」のイメージ

係や風通しが良いこと」で50.8%だった。以降は、「年間休日数が多いこと」35.6%、「残業時間が少ないこと」31.8%、「有給休暇取得率が高いこと」20.6%の順となっている。

男女別に見ると、「育児・介護支援制度が充実していること」は、女性では4位になるのに対し、男性では最下位の13位(その他を除く)となっており、男女それぞれで働きやすさのイメージが異なっていることがわかる。

就活取り組み姿勢別に見ると、「積極的」な学生は、「成果が出たら評価してくれること」の回答割合が「消極的」な学生よりも12.1ポイント高く、自分の働きぶりに対して相応の評価を求めているようだ(図19)。

 

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【23】秋期・冬期インターンシップの日数

「 22 秋期・冬期インターンシップ参加状況」において、月にかかわらず「参加した」と回答した学生に対し、インターンシップのプログラム日数(複数のインターンシップに参加した場合は、最も長い日数)を聞いた。結果は、「1日」が最も多く52.9%、次いで「2~3日」23.7%、「4~5日」15.8%となった(図23)。

平均日数は「3.4日」だった。前回調査(2018年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査<インターンシップ>2016年10月調査)では、夏期インターンシップのプログラム日数の平均は6.3日となっており、秋期・冬期インターンシップは、夏期インターンシップよりも短い日数となっている。また、前年調査と比較すると、2017年卒学生の秋期・冬期インターンシップのプログラム日数は平均8.9日となっており、1年で大幅に減少している(表23)。

 

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【24】秋期・冬期インターンシップの内容

「 22 秋期・冬期インターンシップ参加状況」において、月にかかわらず「参加した」と回答した学生に対し、インターンシップがどのような内容だったかを聞いた。最も多かったのは、「実施企業の会社概要についての説明」で76.6%に上った。次いで、「実施企業が属する業界についての説明」75.6%、「実施企業やその業界に関するテーマのグループワーク・ディスカッション」72.2%となっている。

前回調査の夏期インターンシップの結果と比較すると、上位3項目の増加幅は20ポイント前後と大きい。一方で、4位以降のプログラムは軒並み減少している。インターンシップの本来の目的である就業体験については、「実際の業務の体験(給料なし)」18.9%、「実際の業務の体験(給料あり)」3.4%と下位になったことに加え、夏期インターンシップから減少していた。

 

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資料出所: 2018年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2017年2月1日状況)