2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2016年5月1日状況/人と仕事研究所・抜粋)

2016.06.06



 
弊社「アイデム 人と仕事研究所」のホームページでは、就職活動の準備・進捗状況等から就職活動を行う学生の実態を明らかにするために、就職活動に関する調査を実施しています。
今回は、2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女を対象に実施した調査結果から、2017年度の新卒採用に関するデータを紹介いたします。
 
 
【Pick Up】
 
内定獲得率23.2% 前年同月に比べ6.8ポイントのプラス
 
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調 査 概 要
●調査目的:2016年5月1日時点における就職活動の準備・進捗状況等から、就職活動を行なう学生の実態を明らかにすること
 
●調査対象:2017年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女
 
●調査方法:インターネット調査
 
●調査期間:2016年5月1日~5日
 
●有効回答:672名
「JOBRASS 新卒」登録学生(338名)、株式会社クロス・マーケティングのアンケートモニター(334名)
※本調査は小数点以下第2位を四捨五入しているため、結果が100.0%にならない場合があります。
※「平均回答個数」とは、複数回答形式の設問において各回答者が回答した選択肢の個数の平均を示しています。
 

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【1】 就職活動の進捗状況
学生に、2016年5月1日時点の就職活動において、“現在行なっている<主な活動>”を聞いた。「面接・試験段階」と回答した学生が最も多く53.1%となり、前回調査(2016年4月1日状況、以下前回調査)から18.2ポイントと大幅に増加した。また、「内定獲得/就活継続段階」も前回調査から10.1ポイント増加し、就職活動は本格的な選考、内定獲得へと進んでいる様子がうかがえる(図1.1)。
<主な活動><最も選考が進んでいる企業の状況>を合わせて、実際にどのくらいの学生が、就職活動の各活動ステータスに到達しているかを見た。「準備活動段階」は、調査対象の全学生のうち96.4%、「エントリー活動段階」93.5%、「面接・試験段階」83.3%、「内定獲得段階(“内定獲得/就活継続段階”と“内定獲得/就活終了段階”の計。
以下“内定獲得率”)」23.2%となっている。前年同月調査(「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2015年5月1日状況」。以下、前年同月調査)と比較すると、 「エントリー活動段階」までは同程度の進捗と言えるが、「面接・試験段階」は8.2ポイント、「内定獲得率」は6.8ポイント増加し、昨年よりも進捗が早い様子がうかがえる(図1.3)。

 

【2】 企業規模に対する志向
学生に、就職活動を行なうにあたり、大企業と中小企業のどちらを志望する気持ちが強いかを聞くと、「大企業」「どちらかと言えば大企業」を合わせた回答が50.0%に上った。「中小企業」「どちらかと言えば中小企業」と回答した学生は合わせて26.2%、「企業の規模は全く意識していない」学生は23.8%となった。前年同月調査と比較すると、中小企業志向の学生が減少し、企業の規模は全く意識していない学生が増加している(図2.1)。

 
【8】 現在選考中の企業数
「 1 就職活動の進捗状況」において、就職活動が「エントリー活動段階」以降に進んでおり、かつ活動を継続している学生に対し、 5月1日時点で「選考中」(応募はしているが、選考途中であり最終的な結果が出ていない状態)の企業数を聞いた。最も多かった回答は、「5~9社」30.6%となった。さらに「3~4社」24.2%、「10社以上」22.2%と続く。平均社数を企業規模に対する志向別に見ると、大企業志向の学生は他の学生に比べ、現在選考中の企業数が多くなっている(表8)。

 
【16】就職活動を継続している理由
「 1 就職活動の進捗状況」において、「内定獲得/就活継続段階」と回答した学生に対し、内定を獲得したにも関わらず、就職活動を継続している理由を聞いた。結果は、「第一志望の企業の選考が終了していないから」が最も多く57.1%、次いで「他にもっと自分に合う企業があるような気がするから」44.5%、「内定獲得企業に不満があるから」29.4%、「他の業界や職種に挑戦してみたいから」24.4%の順となった(図16.1)。

 
【19】“できれば避けたい”選考方法
学生に、 “できれば避けたい(受けたくない)”選考方法を3つまで聞いた。文理別に見ると、文系は理系に比べ「SPI等の適性検査」「学力試験」の回答割合が高く、筆記試験を通じて判断されることを嫌う傾向が強い。一方、理系は文系に比べ「グループワーク・グループディスカッション」「グループ面接」等、他の応募者とのコミュニケーションが必要とされる選考を嫌う傾向が見られる(図19.2)。

 
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資料出所: 2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2016年5月1日状況)

調査全文(PDF)はコチラ>>2017年3月卒業予定者の就職活動に関する調査/人と仕事研究所