2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 (2015年2月1日状況/人と仕事研究所・抜粋)

2015.03.31


 

就職採用調査_600x200

弊社「アイデム 人と仕事研究所」のホームページでは、就職活動を行う学生の実態を明らかにするために、就職活動に関する調査を実施しています。

今回は、2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学3年生・大学院1年生の男女を対象に実施した調査結果から、2016年3月卒業予定者の就職活動に関するデータの中から、いくつか抜粋しご紹介いたします。

 

【Pick Up】
2/1時点で4割以上の学生が応募・選考活動に突入
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調 査 概 要

●調査目的
2015年2月1日時点における就職活動の準備・進捗状況等から、就職活動を行う学生の
実態を明らかにすること

●調査対象
2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学3年生・大学院1年生の
男女

●調査方法
インターネット調査

●調査期間
2015年2月1日~3日

●有効回答637名
(JOBRASS 新卒 2016登録学生/307名、株式会社クロス・マーケティングのアンケートモニター/330名)

 
※本調査は小数点以下第2位を四捨五入しているため、結果が100.0%にならない場合があります。
※「平均回答個数」とは、複数回答形式の設問において各回答者が回答した選択肢の個数の平均を示しています。

 

p4

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【1】就職活動の進捗状況

学生に、2015年2月1日時点の就職活動において、“現在行っている<主な活動>”を聞いた。
「準備活動段階」と回答した学生が62.5%と最も多いが、「エントリー活動段階」に進んでいる学生も21.4%存在している。前回の11月1日調査から「まだ何も始めていない」「準備活動段階」の学生が減り、「エントリー活動段階」以降に進んだ学生の割合が若干増加した。
前年の採用広報活動の解禁約1ヵ月前の調査(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2013年10月末状況」)と比較すると、「準備活動段階」の学生の割合はほぼ同じである。しかし、「まだ何も始めていない」学生の割合は、2015年卒学生対象調査では35.3%だったものが、今回の調査では8.0%と大きく減少している。加えて、今回の調査では採用広報活動の解禁1ヵ月前であるにもかかわらず、「エントリー活動段階」に進んでいる学生が約2割いるのも特徴である(図1.1)。
また、<主な活動>において「準備活動段階」「エントリー活動段階」「面接・試験段階」のいずれかを回答した学生に対し、「最も選考が進んでいる企業の状況」を聞いた。「準備活動段階」56.6%、「エントリー活動段階」25.8%、「面接・試験段階」16.4%となり、実際には約4割の学生が企業と接触し始めている様子がうかがえる(図1.2)。
「 図1.1 現在の就職活動のステータス<主な活動>」において、「内定獲得/就活継続段階」または「内定獲得/就活終了段階」と回答した学生、もしくは「図1.2 現在の就職活動のステータス<最も選考が進んでいる企業の状況>」において、「内定獲得/就活継続段階」と回答した学生を合わせ、内定の獲得状況を集計した。内定を獲得している学生は、全体の3.0%となっている(図1.3)。

 

p5

  

 

【2】企業規模に対する志向

学生に、就職活動を行うにあたり、大企業と中小企業のどちらを志望する気持ちが強いかを聞くと、「大企業」「どちらかと言えば大企業」を合わせた回答が53.4%に上った。「中小企業」「どちらかと言えば中小企業」と回答した者は合わせて22.9%、「企業の規模は全く意識していない」者は23.7%となっており、前回の11月1日の調査から大きな変化は見られない。
2015年卒学生対象に行った前年度調査の平均値(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2013年12月末状況~2014年10月1日状況」)と比較すると、 2016年3月卒業予定の学生は、前年度の学生に比べて大企業志向(「大企業」と「どちらかと言えば大企業」の合計/以下同)がやや強いことがうかがえる(図2.1)。
男女別で見ると、男性は大企業志向が60.9%と、女性の47.6%よりも若干高い(図2.2)。
文理別で見ると、大企業志向者の割合は、文系で53.1%、理系で54.1%となり、大きな違いは見られない(図2.3)。

  

p6

  

 

【13】志望業界

学生に、志望業界について聞くと、回答が多かった順に「メーカー」60.4%、「商社」28.9%、「サービス」27.0%となった(図13.1)。
男性では、回答が多い順に「メーカー」「商社」「ソフトウェア・通信」、女性では「メーカー」「サービス」「商社」となっている(図13.2)。
文理別に見ると、理系は「メーカー」の志望者が突出して多く、72.4%に上る。以降は「ソフトウェア・通信」「医療・福祉」となっている。文系も、理系ほど志望者の割合は高くないが、最多は「メーカー」となり、「商社」「サービス」と続いている(図13.3)。

 

p18

 

  

 
【14】志望職種

学生に、志望職種について聞くと、「事務・管理系」と「企画系」がそれぞれ53.2%、52.0%と拮抗している。続いて、「営業系」39.1%、「技術・研究系」23.9%の順となった(図14.1)。
男女別に見ると、男女ともに上位から「事務・管理系」「企画系」「営業系」の順となった。「営業系」を志望している学生は、男性も女性も同程度の割合で存在している(図14.2)。
文理別に見ると、文系は、「事務・管理系」「企画系」の志望者が約6割、理系は「技術・研究系」の志望者が約7割でそれぞれ突出している(図14.3)。

  

p19

  

 

 
【15】働く上で大切にしたいもの

学生に、「給与の高さ」「仕事の内容」「働きやすさ」の3つのうち、働く上で大切にしたいと思うものを1つ挙げてもらった。結果は、「給与の高さ」8.5%、「仕事の内容」40.3%、「働きやすさ」51.2%となり、「働きやすさ」に重きを置きたいと考えている学生が半数に上る。前回の11月1日状況調査から大きな変化は見られない。
前年度の採用広報活動の解禁1ヵ月前の調査(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2013年10月末状況」)と比較すると、「仕事の内容」に重きを置く学生の割合が若干増加している (図15.1)。
男女別に見ると、女性は、男性に比べて「働きやすさ」を回答した者の割合が57.3%と高く、男性と15ポイント近い差が生じている。一方、男性は、「仕事の内容」を挙げた者の割合が42.4%となり、「働きやすさ」43.1%と拮抗している。「給与の高さ」は14.5%に留まっているが、女性と比べると10ポイント以上高い(図15.2)。
文理別に見ると、文系・理系ともに「働きやすさ」に重きを置きたいと考える学生が半数に上る。文系は、理系よりも「仕事の内容」を、理系は文系よりも「給与の高さ」を挙げた学生の割合がそれぞれ高くなっている(図15.3)。

  

p20

  

 

【20】企業選定の際に重視するもの

学生に、志望企業を選定する際に、以下の26項目をどの程度重視するかを聞いた。重視派(「重視している」と「どちらかと言えば重視している」の合計/以下同)が多かったのは、順に「会社・社員の雰囲気」「事業内容」「職種」「業界」「企業の安定性」だった。反対に、非重視派(「重視していない」と「どちらかと言えば重視していない」の合計/以下同)が多かったのは、「外資系企業であること」「海外展開していること」 「上場企業であること」だった(図20.1)。

p25

 

 
また、各項目に対する重視派の割合を、11月1日状況調査と比較した。「会社・社員の雰囲気」が5.6ポイント、「採用担当者の人柄」においては11.0ポイントも増加している。「経営戦略・ビジョン」「経営者の魅力」もそれぞれ8.2ポイント、7.2ポイント増加しており、就職活動を間近に控え、企業の「人」を重視する傾向が高まっていることがうかがえる(図20.2)。

  

 

p26

  

 

資料出所:2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査/人と仕事研究所(2015年2月1日状況)

 
調査全文(PDF)はコチラ>>「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査/人と仕事研究所」