2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2015年5月1日状況/人と仕事研究所・抜粋)

2015.07.07


 

就職活動に関する調査_600x200

弊社「アイデム 人と仕事研究所」のホームページでは、就職活動の準備・進捗状況等から就職活動を行う学生の実態を明らかにするために、就職活動に関する調査を実施しています。
今回は、2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女を対象に実施した調査結果から、2016年度の新卒採用に関するデータを紹介いたします。

 

 
【Pick Up】
「内定あり」16.4%
前年同期比(解禁日2ヵ月後)
4倍のペース

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調 査 概 要

 
●調査目的
2015年5月1日時点における就職活動の準備・進捗状況等から、就職活動を行う学生の実態を明らかにすること

●調査対象
2016年3月卒業予定で、民間企業への就職を希望している大学4年生・大学院2年生の男女

●調査方法
インターネット調査

●調査期間
2015年5月1日~7日

●有効回答
659名「JOBRASS 新卒 2016」登録学生(330名)、株式会社クロス・マーケティングのアンケートモニター(329名)

※本調査は小数点以下第2位または第3位を四捨五入しているため、結果が100.0%にならない場合があります。
※「平均回答個数」とは、複数回答形式の設問において各回答者が回答した選択肢の個数の平均を示しています。

 

p4

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【1】就職活動の進捗状況

 
学生に、2015年5月1日時点の就職活動において、“現在行っている<主な活動>”を聞いた。
「面接・試験段階」と回答した学生が最も多く、42.0%に上った。先月最も多かった「エントリー活動段階」と回答した学生は、36.7%となっている。
企業へのエントリーが進み、多くの学生が面接・試験段階に突入したことからも、就職活動が本格化した様子がうかがえる。

また、「前年同月」の調査(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2014年4月末状況」)と比較した。
前年同月(4月末)は、前年度の2015年卒学生の就職活動における選考開始日(4月1日)から1ヵ月後にあたり、内々定・内定を持つ学生が約半数を占める時期であった。その状況と比較すれば、今年はまだ就職活動の前半戦といったところである。
しかし、前年の採用広報活動の開始約2ヵ月後の調査(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2013年1月末状況」)と比較すると、今回の調査は「準備活動段階」や「エントリー活動段階」の学生の割合が低く、「面接・試験段階」以降に進んでいる学生の割合が高い。本年は、エントリー活動から選考段階への移行が急速に進行しているようだ(図1.1)。

また、<主な活動>において「準備活動段階」「エントリー活動段階」「面接・試験段階」のいずれかを回答した学生に対し、<最も進みが早い企業の状況>を聞いた。「準備活動段階」4.9%、「エントリー活動段階」22.5%、「面接・試験段階」70.2%となり、7割を超える学生が「面接・試験段階」に進んでいる(図1.2)。

 

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【2】内定獲得状況

「図1.1 現在の就職活動のステータス<主な活動>」において、「内定獲得/就活継続段階」または「内定獲得/就活終了段階」と回答した学生、もしくは「図1.2 現在の就職活動のステータス<最も進みが早い企業の状況>」において、「内定獲得/就活継続段階」と回答した学生を合わせ、内定の獲得状況を集計した。5月1日時点で内定を獲得している学生は、全体の16.4%となっている(図2.1)。

また、2016年卒学生、2015年卒学生の内定獲得状況を時系列で比較した。就職活動の採用広報・選考活動時期の繰り下げが行われた本年の特徴は、採用広報活動の解禁日である3月1日までに一定数の内々定・内定保有学生が存在しており、かつその割合も前年度より高いことである。

また、2015年卒学生と2016年卒学生の採用広報活動開始後2ヵ月間の動きを比較すると、内定獲得状況は「2015卒:1/31」が4.0%だったのに対し、本年「2016卒:5/1」では16.4%と、4倍(10ポイント以上)の開きが生じている。本年は、採用広報活動開始から2ヵ月しか経過していないにもかかわらず、2015年卒学生の4ヵ月後に迫る状況と
なっている(図2.3)。

 

p6

  

 

 

【9】応募企業数

「【1】就職活動の進捗状況」において、就職活動が「エントリー活動段階」以降に進んでいる学生に対し、5月1日までに採用選考に応募した企業数を聞いた。結果は、「1~9社」が32.8%、「10~29社」が35.1%となった(図9.1)。
平均社数を見ると、全体では平均21.5社となった。男女別では男性よりも女性が、文理別では理系よりも文系の方が応募企業数が多くなっている(図9.2)。
また、平均社数の推移を見ると、先月と同程度の1社数となった。(図9.3)。

 

p13 

  

 

 
【11】面接選考企業数

 
「【1】就職活動の進捗状況」において、就職活動が「面接・試験段階」以降に進んでいる学生に対し、5月1日までに面接の選考(グループワークやグループディスカッションも含む)を行った企業数を聞いた。結果は、「5社以上」と回答した学生が最も多く、40.0%だった(図11.1)。

平均社数を見ると、全体では平均4.5社となっており、女性よりも男性、理系よりも文系の方が、平均が高い(図11.2)。
さらに、平均社数の推移を見ると、4月1日状況調査の2.6社から大きく増加している。2016年卒学生の進捗状況は、2015年卒学生の採用広報活動の開始2ヵ月(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2014年1月末状況」)と比較して早く、採用広報活動開始4ヵ月後の調査(「2015年3月卒業予定者の就職活動に関する調査 2014年4月末状況」)とほぼ同じ状況となっている(図11.3)。

 

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【13】企業への新たな応募予定(5月)

学生に、今月(5月)の就職活動において、新たに企業に応募する予定があるかを聞いた。結果は、「ある」と回答した学生が78.2%、「ない」と回答した学生が21.8%だった(図13.1)。
男女別では、男女における違いはほとんど見られなかった(図13.2)。
内定の獲得状況別に見ると、内定の有無にかかわらず、70%以上の学生が新たに応募する企業が「ある」としており、就職活動の継続意向が強いことがうかがえる(図13.3)。

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【14】新たに企業に応募する際に変更または広げる条件

「【13】 企業への新たな応募予定(5月)」において、新たに企業に応募する予定が「ある」と回答した学生に対し、企業を選定・応募する際に、今まで希望していた条件から変更もしくは広げようと考えているものはあるかを聞いた。「今までの希望から変更もしくは広げるものはない」が27.7%で、何らかの条件を「変更もしくは広げる」と回答した者は、72.3%となった(図14.1)。
また、「変更もしくは広げる」と回答した学生に、新たに応募しようとしている企業について、変更もしくは広げようとしている条件を聞いた。回答が多かった順に、「業界」68.2%、「職種」51.9%、「勤務地」32.0%となった(図14.2)。

p18

 

  

 

 

【16】就職活動終了見込み時期

学生に、いつ頃までに就職活動を終わらせたいと考えているか聞いたところ、「8月末頃まで」が37.3%と最も多く、「9月末頃まで」17.5%、「7月末頃まで」16.2%と続いている。例年、採用選考が開始された後、1ヵ月間の時期に内々定・内定も多く出始めるため、就職活動のスケジュール感として8月中に終了する(内々定・内定を得る)ことを目途として捉えている学生が多いようだ。
企業規模に対する志向別に見てみると、大企業志向の学生では「8月末頃まで」と回答する学生が50.2%と突出して高く、中小企業志向の学生は、「7月末頃まで」から「10月末頃まで」に回答が分散している(図16)。

 

p20

 

 

他にも、学生に企業側に評価される自信のあるものは何かを聞いた【企業に評価される自信があるもの】など、学生の「今」がわかるデータを多数掲載。
「2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査」――ぜひ目を通してみてください。

 

 
資料出所: 2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査(2015年5月1日状況)

調査全文(PDF)はコチラ>>2016年3月卒業予定者の就職活動に関する調査/人と仕事研究所