新卒採用セミナー「採用の勝ち組企業になるために…2016卒、採用のポイント」 ~ルール改定は中小・採用苦戦企業にとって千載一遇の大チャンス!~

2015.01.05


 

 
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倫理憲章によって、2016年卒対象の新卒採用スケジュールの大幅変更が決定され、例年12月1日に解禁されていた採用活動が翌年の3月1日のスタートになりました。
世の中のルールが変わるとき、そこには大きなビジネスチャンスが訪れます。人材採用に関しても例外ではありません。
今回のJOBRASS新卒採用セミナーは、「採用の勝ち組企業になるために…2016卒、採用のポイント」と題し、多数の企業の採用支援と学生の就職支援の実績を持つ、合同会社さぽる代表の残間靖氏を講師にお招きし、日ごろからアイデムをご利用いただいている企業様へ2016卒採用のポイントをわかりやすくお伝えいただきました。

 
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合同会社さぽる代表 残間 靖(ザンマ セイ)氏は、大学卒業後、サービス業界を中心に人事を約15年経験。不人気業界にもかかわらず毎年500人以上の大卒採用を成功させた経歴を持っています。
独立後は学生の就職支援と企業の採用教育支援、学生と企業を結ぶ架け橋的な活動を行っています。採用支援では、採用苦戦企業を中心に幅広く担当。
JINS(眼鏡)では、不合格者の再チャレンジ制度の導入により、採用とブランディングに成功し多数のメディアから取材を受けた実績もあります。

 
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採用、そして入社後の定着のために採用戦略において何が重要か?
千載一隅の大チャンス~どのようにチャンスを生かすのか? その工夫とは?

 

例年12月1日に解禁されていた採用活動が翌年3月1日のスタート。
採用活動期間の短縮化にくわえ、就職活動が売り手市場へと変わる中、内々定辞退の頻出による採用活動の長期化への懸念、その上、説明会の無断欠席や連絡なしの選考辞退・内定辞退など、「ブラック就活生」といった言葉もちらほら耳にするようになりました。
人事として、いまから何か準備しなければならないのでは? ――採用担当のみなさまともに同じ心境であることと思います。

 

そんな状況から残間氏は

――2016年度は楽観視する学生の割合が増加、就職難なみに真剣に就活に取り組む学生と楽観視する学生の二極化が拡大

 

と売り手市場にある現在の学生の意識を、昨今のデータをもとに説明します。
「とりあえずエントリーはするものの現実的な説明会への参加は厳選。先輩から昨年度の就活状況を聞き、何だかんだで内定がもらえるだろうとの楽観的見解もあって、学生は説明会へ足を運ぶこと自体に腰が重くなっている」
そういった傾向が強まる中、企業側はしっかりと学生のニーズを抑えておかないと苦戦することにもなりかねません。企業の学生集客苦戦は年々強まっていくものと思われます。

  

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「16卒採用は、中小・採用苦戦企業にとって優秀な学生を採用する大チャンスなのです」と残間氏は強調する。

 
「15卒では、夏から採用をはじめようとしても、既に2/3の学生が就活を終了していたが、16卒では、夏から採用を始めても、多くの学生と接点をもてるチャンスがある。今回のルール改正は中小企業からすると非常にしんどいと考えがちですが、決してそうではありません。大手の人気企業から内々定をもらえなかった学生の就活期間が昨年より長く継続されるだろうとの見通しから、むしろこれはチャンスと認識することが重要です。工夫次第で従来は残っていなかった優秀な学生を採用できるチャンスがある」

ではその工夫とは何か? どうやってチャンスを生かすのか?

 
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学生の現状がどうであれ、採用をする、そして入社後に定着してもらうことを考えると学生の就職観は無視できません。
残間氏は以上のような就活における楽観的な学生の意識と今後の採用スケジュールの実態予測を説明した上で、中小企業が優秀な学生を得ることのできるチャンスを迎えるそのときに何をすべきなのかをアドバイスします。

  

 

違いを明確に出せなければ成功ない
学生が魅力を感じる中小企業とは?

 

 
―― 学生と接点をもつ初期段階でいかに具体的な良いイメージをもたせられるかが、採用戦略においては重要

 

昨今の傾向としては、インターンシップがエントリーにつながりやすい選択肢のひとつになっていますが、それは大幅な採用スケジュールの変更によって就職活動が短期化する今年度においても、新卒採用手法の一環としてすでに注目されています。3ヶ月後ろ倒しになった分、3月のスタートギリギリまで冬季インターンシップを実施する企業が増えています。

早期プロモーションとしては、インターンシップはもちろん、業界研究・仕事研究セミナーや大学主催のイベントなどが有効です。
「特に企業の人事担当者が話すセミナーは大人気です。JOBRASSの業界研究セミナーなどもまさしく有効なセミナーですが、やはり人気のセミナーは常に抽選の状態です」と残間氏。そういう場で学生に自社の魅力を伝えつながりを作っておくこと、を推奨します。
「重要なのはそこで、“いかに学生に自社の良いイメージを伝えるか”にかかってきます」
学生との接点を持つ上でキーポイントになってくるのは、学生がどんな中小企業に魅力を感じているのかをしっかりと把握し、効果的な採用戦略を実行すること。

 
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企業選びの基準として、楽しく働きたい、という学生が圧倒的に増えています。その本心はつまり、「ストレスを感じたくない→働きやすい環境(社風)」ということにあります。
残間氏は学生が企業に求める就職観の実例をあげ、彼らの求める就職観をもとに会社説明会などで、どのように自社の魅力を伝えるのかを具体的に説明します。

 

一緒に働きたいことの明確な理由を伝える、
どうしてみんなが必要なのか、その理由を伝える、
そして
説明ではなくプレゼンで学生の気持ちを動かすこと

 

「言葉だけでなく、会社と自分の将来がイメージできる具体的なビジョンを、熱意をもって訴えかけることが重要です。大きな将来のビジョンがあり、会社はそこに向かっている。いずれ拡大なり方針転換をする予定だから、みなさんが必要なんだ、そのために3~5年後というスパンの中でみなさんにはこうなってもらいたい、といった具体的なビジョンを伝えることで、学生は会社が大きくなっていく中での自分の役割がイメージがしやすくなる」

 
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・3~5年後(中期計画)
・10年後(長期計画)
・それ以上の長いビジョン

 

3段構えのビジョンをしっかりと学生に伝える、ということが非常に重要になってきます。
また、そういった会社の将来像にからませて、キャリアプランを示してあげる、能力に応じて配置転換など1~3つ提示する。それから給与モデル、とくに給与モデルは重要、と残間氏。
――これらがセットになると定着率、内定承諾率のアップにも繋がります。

 
ご参加いただいた各企業採用担当者のみなさまには、採用力チェックとして、ワークを通して学生が何に魅力を感じるのかを知っていただきました。
それをもとに成功するための採用戦略を、また他社との差別化として独自色を出した会社説明会の実施、学生の選別の仕方など、その実施方法や実施する際の注意事項を、具体的かつ詳細に渡って残間氏からアドバイスしていただきました。

  

 

【講演内容】
① 2015卒、採用総括
② 2016卒、採用スケジュール … スケジュール解説と大学、学生、企業の現状
③ルール改定が中小・採用苦戦企業にとって千載一遇の大チャンス。その理由とは!?
④学生が魅力を感じる中小企業とは!? … 採用力チェック
⑤成功するための採用戦略 … キーワードは「繋ぐ・育てる」
⑥違いを明確に出せなければ成功は無い … 新卒採用と中途採用の違い
⑦業務とコストの効率化 … 採用人数に応じた媒体、イベント選定

 
【実施日時・場所】
11月14日 大宮ソニックシティ7階
11月28日 セミナーハウス クロス・ウェーブ船橋
12月 1日  町田市文化交流センター5F