【これから採用開始する企業様向け】2019卒採用 直前対策ポイント

2018.02.26



 
今月より2019卒採用が”広報解禁”となりました。
今期は1dayインターンをはじめ早期から学生と接点を取る機会があった企業様も多いかと思いますが、3月以降の説明会・選考に向けての準備は万全でしょうか。
今回は2018卒採用のアンケート調査から、改めて2019卒採用の特徴をお伝えします。
これから準備を本格的に進める企業様はもちろん、既に採用活動に取り組まれている企業様も、進捗チェックとしてご一読いただければと思います。
 
 

■2018卒採用の特徴まとめ

「アイデム 人と仕事研究所 調査」より、特筆すべき2018卒採用の総括として、下記のような特徴が挙げられます。
 
<学生>の状況
 ◆前年よりも企業への応募は減少、しかし面接・内定社数は前年並
 ◆内定獲得者のうち、54.2%が選考解禁前に“最初の”内定を獲得
 ◆「働きやすさ」を重視する学生が増加
   賃金・自己成長と引き換えに休日の多さを選ぶ学生は半数以上
 
<企業>の状況
 ◆10月時点で「採用活動終了」企業は2割未満 前年から大幅減
 ◆インターンシップ実施企業は増加し、目的は「選考の一環」へ
 
◎【総括】2018年卒就活・採用活動に関する調査(アイデム人と仕事研究所)
 
 

■2019卒採用に向けて対策すべきポイント

2019卒も引き続き売り手市場での採用が続きます。
企業側は売り手傾向の「早期化」「応募者の減少」「働きやすさ等の開示情報の充実」をキーワードに、対策を練る必要がありそうです。
この傾向から対策できることとしては主に下記が考えられます。
 
・早期化:解禁前のインターンシップ~解禁直後のセミナー数の開催回数を増やす
・応募者減:ナビサイトのオファー機能活用やイベント回数増加など学生との接点数を増やす取り組みを検討
・開示情報:求人票や説明会など配付資料の待遇・福利厚生面の情報が充実しているか確認
 
とはいえ3月より広報解禁の中で抜本的な見直しは難しいかと思いますので、ここでは今から準備・対策できることに焦点を絞ってお伝えします。
 
 

■今から対策できること(採用計画編)

採用活動の準備として「採用計画」「制作物」の2点の視点で必要なことを整理していきましょう。
 
【採用計画】
・集客の目標人数を決める
採用人数に対して何名の応募者が必要なのか、目標数を定めると進捗管理がしやすくなります。
また、目標人数に対して接点を持てる機会が適切なのかチェックする必要があります。
もし学生を選定する上でより多くの母集団を確保しようという方針であれば、ナビサイト以外に説明会、大学や媒体社主催のイベントが必要になるかもしれません。
集めたい人数とこれから導入するチャネルにずれがないか確認してみましょう。
また、インターンシップなど解禁前より活動していた企業様においては、目標人数に対して現状何名会えているのかを振り返った上で、3月以降の選考スケジュールを確定させることが望ましいです。
 
◎アイデムでは小規模マッチングイベント「JOBRASSチャレンジ」を開催します。
 昨年の開催レポートはこちら
 
 
・採用の基準を明確化
いわゆる「求める人物像」を明確化させたほうが良いでしょう。
採用するポジションに合わせて求める学生像も変わってきます。
男女比/文理/居住地域(地域別採用の場合)などのステータスはもちろん、どのようなタイプの学生が自社に合っているのか、採用に関わるメンバーが共有しておくとミスマッチ防止につながります。
そして基準が決まったら、求める学生像かチェックするためにどのような選考内容、面接での質問が必要なのかを決めておくことが重要です。
例えば、A部長は活発で元気なタイプの学生ばかり合格、B課長は論理的に物事を考えるタイプばかり合格、といった試験管同士での評価基準のズレが出てしまうとミスマッチにつながってしまいます。ある程度の共通認識があると採用活動も効率的に進みそうです。
 
◎関連トピックス
今さら聞けない新卒採用 第2回「新卒の面接では何を聞けばいい?」
 
 

■今から対策できること(制作物編)

・求人票の内容見直し
2015年10月より随時施行されている「青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)」によって、学生から質問された場合の職場情報の提供が必要となりました。
ハローワークやナビサイト等でも必須項目とされるようになったため、ご存知の方も多いかもしれません。
もちろん企業によって伝えたくない情報もあるかと思いますが、学生から質問された際に隠そうとすると、相手に不信感を与えてしまいかねません。
 
ナビサイト以外の手法で採用する企業様においても学生から質問される可能性は十分あります。開示できるよう確認が必要です。
 

◎青少年雇用情報シートの 書き方のポイント – 厚生労働省
 
・説明会資料の用意
会社案内のパンフレットや説明会で使用するスライド資料などの準備は整っていますか。
ここでおさえておきたいことは、学生は自社や自社の業界についてほとんど何も知らないということです。
学生は幅広い業界・企業の中から1社を選択することに加え、選考早期化の影響で業界研究をする時間も確保しづらくなっています。企業側は、説明会参加の段階では業界知識や企業理解が浅い学生も含まれてしまう点を理解しておく必要があります。
その上で企業の魅力や入社後のイメージが伝わることが理想的です。下記のポイントを意識して学生に説明すると、志望度醸成につながるのでお薦めです。
 
学生が知りたい自社のPRポイント
①業界の中での自社のポジションや特長(他社との差別化)が分かる
②専門用語を多用せず、業界志望ではない人にも伝わる
③仕事のイメージが持てる
 ∟ 現場社員が説明会に参加できることが理想的ですが、難しい場合には1日のスケジュールや会社イベント等の写真などを資料に反映することが望ましいです。
 
社会人にとっては当たり前のビジネス用語や社内用語も学生にとっては「知らない専門用語」です。そういった用語が説明会で多用されてしまうと、学生に「よく分からない→自分にはハードルが高そう、この会社は合わないかもしれない」とマイナスイメージを与えてしまいます。
特にBtoBの企業様や専門用語が頻出しやすいIT業界の企業様は注意が必要ですね。
 
 

■まとめ

2019卒採用も引き続き、企業にとって厳しい採用活動となる可能性が高いでしょう。
毎年同じ手法を繰り返しがちですが、採用状況の変化に注目しながら対策を練っていくことでより効率的に採用活動を進めることが可能です。
今回ご紹介したポイントが採用活動のヒントになりますと幸いです。
 
◎売り手市場でも効率的に採用したい企業様には、採用アドバイスから学生紹介まで弊社がトータルサポートする『JOBRASS新卒紹介』がお薦めです。
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【ポイント抜粋】
■2018卒採用は「早期化」「応募者の減少」「開示情報が増える」が特徴。2019卒も売り手傾向は続く
■採用計画での対策ポイント
・集客目標の人数が決まっているか
・採用の基準は明確になっているか
■制作物での対策ポイント
・「青少年の雇用の促進等に関する法律」の内容を反映した求人内容になっているか
・説明会で使用する資料は準備されているか、学生向けの説明にふさわしい内容になっているか